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Joshua Bell Violinのレビュー 最推しソロヴァイオリン

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Embertone「Joshua Bell Violin」のレビューです。

ストラディバリウスを使用しており、ソロヴァイオリン音源で最推しです。

  • ストラディバリウスを鳴らせる
  • 7つのトーンと8つのリバーブ
  • 弓のアタック感がリアル
  • 22のキースイッチ
  • ベタ打ちでもそれっぽくなる
  • 同じノートでも発音が変わることがある
  • あくまでソロ音源なのでミックスに注意
  • ソロ楽器としては高価

ストラディバリウスを鳴らせる

本物は生で聴いたことがありません。

しかし「ストラディバリウス」は素晴らしいんだと、認めざるを得ない説得力があります。

その理由は、演奏者「ジョシュア・ベル」というヴァイオリニスト。

音源の名前になっているように、彼の芸術性と技巧を余すことなくサンプリングしています。

7つのトーンと8つのリバーブ

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キャラクター設定として7つのトーン、8つのリバーブが用意されています。

さらにビブラートのバランスや、ピッチの深さといった8つのパラメータもあります。

ソロヴァイオリンに相応しいコントロールが可能となっています。

幅広いカスタマイズながら、操作しやすい音作りを実現しています。

ここを設定するだけで雰囲気がガラッと変わります。

弓のアタック感がリアル

音の立ち上がりからサンプリングされているので、とてもリアルです。

弓が弦に当たった時のギュインとした音にゾクっとします。こういうの大好き。

22のキースイッチ

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11の奏法を網羅しています。

それもピアノからフォルテシモまで細かくサンプリングしています。

さらに、22のキースイッチで表現の幅は底知れず。

色分けされているので、視覚的にも親切です。

個人的には「Rebow emo」の変化が好き。

ベタ打ちでもそれっぽくなる

音の繋がりを12の異なるスタイルでレコーディングしており、適当弾きでも表情豊かです。

それがとても自然で、作り込まなくてもそれっぽく仕上げてくれます。

時短になるし音は良いしで文句ありません。

同じノートでも発音が変わることがある

前後の音を参照してレガート感を決めているのか、同じノートでも発音が変わることがあります。

フォルティシモを指定しているのにフォルテっぽかったり。

ミックスダウンして聴いてみないと分からないこともあり、少々困ります。

それが人間味っぽく感じることもありますが。

あくまでソロ音源なのでミックスに注意

1stにこの音源、2ndに別のヴァイオリン音源を挿入するとミックス時にバランスが取れません。

あくまでソロ楽器として扱う必要があります。

ソロ楽器としては高価

$199(約3.2万円)です。ソロ楽器としては高価な部類に入るかもしれません。

たまにセールがあるので、その時を狙うと良いでしょう。

終わりに

実際に弾いているかのような存在感に圧倒される、素晴らしいソロヴァイオリン音源です。

音の作りは非常にリアルで、ベタ打ちでも実際に演奏しているかのような仕上がり。

デモを聴いて惚れたなら、期待を裏切りません。

難しいことをしなくても、お手軽にデモにあるような音が手に入ります。

ソロヴァイオリンなので用途はやや限定的ではありますが、楽曲のクオリティをひとつランクアップしてくれるでしょう。

他にもソロ弦楽器のレビューをしています。

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