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YAMAHA CFXのレビュー グランドピアノ音源の最高峰

YamahaCFX1

Vienna Symphonic Library「YAMAHA CFX」のレビューです。

ピアノ音源に迷っているならば、最推しのプラグインです。

  • グランドピアノ音源の最高峰
  • どんなジャンルにも合う
  • 標準プリセットが優秀(音源あり)
  • 動作が安定している
  • ライセンス管理がやや難しい
  • 容量が大きい
  • 価格が高い

グランドピアノ音源の最高峰

ピアノ音源はたくさんあり、どれを導入するか悩むと思います。

そんな時にこの1台があれば、プラグイン選びに迷うことがなくなります。

なんといってもその質感の良さ。
グランドピアノという存在感を十二分に発揮しています。

共鳴させて音を豊かにする成分も、雑音なく丁寧にサンプリングされています。

どんなジャンルにも合う

グランドピアノなら用途が限られていると思いきや、多数のマイクによって曲に合わせる器用さも備えています。

クラシックから現代ピアノはもちろん、ソロ、室内楽、コンサート作品まで柔軟に対応してくれます。

それだけではなく、ポップスやジャズにも雰囲気を損なうことなく楽曲を引き立ててくれるでしょう。

実際に私がピアノ音源を使用する際は、100%このCFXを用いています

それほどクセがなく、かつピアノの良さを感じられるので信頼を寄せています。

標準プリセットが優秀(音源あり)

標準プリセットとして、次の6つが設定されています。

  • コンサート
  • インティメイト
  • プレイヤー
  • ポップ
  • アンビエンス
  • マイティ

このページをご覧になる方は公式サイトのデモ音源も聴いていることでしょう。

ただ、やはりプロが作っているので、実際どうなのと疑う人もいると思います。

そこで、私が打ち込んでみたいと思います。

条件はベロシティ書き込みのみ。同じmidiノートを使用しマイク別に書き出しました。
ボリューム、パン、ペダル類はデフォルトのままです。

最初にマイクは「Room Mix」で6つのプリセットを鳴らしてみます。

次にマイク「Decca Tree Multi Mic」です。

最後に「Surround to Stereo Downmix」です。

いかがでしょう。

標準プリセットだけで、たくさんのバリエーションがあります。

動作が安定している

大容量なので読み込みに時間がかかります。
しかし、一度起動すればプレイエンジンは軽く、安定しています。

OSを巻き込んでPCの電源が落ちる、なんてことは一度もありません。
DAWが固まることもありません。

ストレスなく打ち込みに集中できます。

ライセンス管理がやや難しい

以前はライセンス格納にVIENNAキー(USBドングル)が必要でした。
USBポート1つ使います。

今ではiLok Cloudに対応していますが、ライセンス移動や管理が手間です。

かんたんインストール手順
「Vienna Assistant」の「Not Installed」から「Synchron Yamaha CFX」をインストール

YamahaCFX2

「iLok License Manager」から「Synchron Yamaha CFX」を「〇〇(アカウント名)Cloud」にドロップ

YamahaCFX3

これで認証されます。

容量が大きい

Standard Library約150GB
Full Library約220GB

大容量なので、ストレージを圧迫します。

私は内蔵容量に入れてますが、そのせいで他のプラグインは全て外付けSSDに移動しています。

価格が高い

Standard Library€ 255(約4.5万円)
Full Library€ 490(約8.5万円)

私はセールとクーポンでFull Libraryが€ 244引きになりましたが、それでもソロ楽器としては高価です。

その価格に見合うかは、よく考えたほうが良いでしょう。

終わりに

音は間違いなく素晴らしいです。

グランドピアノと言えばヤマハのCFX、という方にはたまらない音源です。

のちほど別の音源を買い足す必要がありません。
それほど完成度が高く、満足できる仕上がりです。

用途と予算は相談し、検討してみてください。

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