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Synapseのレビュー 小さなボディでヘビィなサウンド

Synapse1

エレキギター Steinberger「Synapse ST-2FPA」のレビューです。

小さなボディからは想像できない、ヘビィなサウンドが特徴です。

  • コンパクトなボディなので狭い場所でも活躍
  • EMG85&81でノイズレスかつヘビィなサウンド
  • ピエゾピックアップ搭載でアコギっぽくなる
  • 汎用弦OKでチューニングが狂わない
  • ローラーカポ付属で独特な24フレット
  • ジャンボフレットなのでネックがやや長め
  • アクティブピックアップなので電池が必要

コンパクトなボディなので狭い場所でも活躍

ボディが必要最小限で非常にコンパクト。

狭いステージ上でも人にぶつかりません。

置き場所にも困りません。

取り回ししやすいサイズです。

EMG85&81でノイズレスかつヘビィなサウンド

そのボディのコンパクトさを克服すべく、ピックアップはEMGを搭載しています。

ボディとピックアップで音が決まるというより、ピックアップのパワーに頼ることになります。

アクティブピックアップなので、ノイズがのりません。

他の機器とも干渉しないので、使い勝手が良いです。

それでいて、クリアかつヘビィなサウンドにも変化します。

クリーンは瑞々しく、透明なのに粘り気のあるような印象。

ディストーションは重々しく、美味しい帯域が伸びます

EMGはどのギターもEMGの音になると言われますが、私は好きな音です。

ピエゾピックアップ搭載でアコギっぽくなる

Synapse2

EMGピックアップだけでなく、ピエゾピックアップも搭載しています。

ピエゾに全振りすると、アコースティックギターっぽいシャリシャリした音に。

わざわざアコギを取り出す必要がなく、これ1本でレコーディングが完結します。

ピエゾのミックス度も調整できるので、音作りの幅が広がります。

コンパクトな見た目とは裏腹に、多様な表情を見つけることができます。

汎用弦OKでチューニングが狂わない

Synapse3

ヘッドレスながら、アダプター付属なので汎用の弦を使用できます。

具体的には、ブリッジ側のブロックにポールエンドを引っ掛けます。

ヘッド側はイモネジで固定します。

ブリッジ側のブロックが可動するので、ここでチューニングを行います。

両端が固定されるので、チューニングが狂いません

注意点として、イモネジの溝をナメると交換する必要があります。

国内には在庫がなく、本国から取り寄せになるので1ヶ月ほど時間を要します。

ローラーカポ付属で独特な24フレット

Synapse4

カポタストが移動式で、専用のローラーカポが付属しています。

フレット数は24フレットありますが、2フレットにカポを固定し、レギュラーチューニングを行います。

カポを付けると22フレットとして使用するのですが、カポを付けず純粋な24フレットとしてチューニングも可能です。

この仕様のため、指板のドットと側面のドットがずれています。

ややクセがあるので、慣れないと混乱するかもしれません。

ジャンボフレットなのでネックがやや長め

ボディはコンパクトなのですが、24フレットのジャンボフレットです。

ヘッドレスですがアダプターが付いているので、一般的なスタインバーガーより長く感じるかもしれません。

そのため、0フレットがやや遠くなります。

前述の2フレットにカポを固定すれば、その問題は解決できますが念のため。

アクティブピックアップなので電池が必要

EMGのアクティブピックアップなので、006P角型電池が必要です。

電池がなければ音は出力されません

いざ使用するとき音が鳴らなければ困るので、常に予備を用意したほうが精神衛生上良いです。

また、電池の取り付けがやや難しいです。

配線が細く短いので、断線しないように注意しましょう。

終わりに

エレキギター Steinberger「Synapse ST-2FPA」のレビューでした。

EMGとピエゾ搭載のため、見た目のコンパクトさからは想像できない器用さがあります。

ライブ、レコーディング共にこの1本で完結できるので、心強い存在です。

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